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北陸工業新聞社
2024/10/02

【福井】技術で貢献住み良い環境づくり/明光建商が創立50周年盛大に記念式典行う/原動力は研究の深さとネットワークの広さ

 明光建商(本社・越前市葛岡町)の創立50周年記念式典は9月28日、国会議員や県議、取引先企業など多数の来賓を含む約200人が参加し、盛大に開催された。会場は、越前市塚町の武生商工会議所会館。大きな節目を迎え、歩みを振り返り、発展の原動力は研究の深さと、人的なネットワークの広さにあると再確認。社員には今後益々の飛躍を誓う契機となった。

 式上、塩谷和宏社長が、日ごろのご愛顧に感謝を込めて挨拶。「建築の塗装工事と防水工事などに携わり、昨今は温暖化対策に役立つ商材を開発。今後も、50年の歴史をしっかりと受け止め、会社をさらに発展させ、地域社会の皆様に還元していきたい」と力強く抱負を述べた。
 来賓の山田賢一越前市長と滝波宏文参議院議員が祝辞。市の観光振興へ100万円を寄付し、山田市長から塩谷社長に感謝状を贈呈。永年勤続表彰、功労者表彰、商品開発表彰も行い、住み良い環境へ、人を大切にする経営学を実証した。
 祝賀会では、塩谷昭文会長が挨拶。社歌も斉唱し、祝賀ムードを盛り上げた。宮本俊県議会議長が最後に挨拶し、締めくくった。

記念講演『人を大切にする経営』

式典・祝賀会に先立ち、記念講演会が行われた。講師は、人を大切にする経営学会の坂本光司会長が務め、塩谷会長が長年、師と仰いで実現している。坂本会長は、企業経営の目的と使命について、関係する人々の幸せの追求と実現にあると強調した。業績や企業の成長は、目的ではなく、目的を実現するための手段や結果に過ぎない。大切に、そして幸せにしなければならない人は5人いる。社員とその家族、社外社員とその家族、現在顧客と未来顧客、地域住民のとりわけ障がい者など社会的弱者、株主・関係機関・地域社会だと話しかけた。

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