近畿地方整備局京都国道事務所は、京都市南区で計画の国道1号上鳥羽南電線共同溝事業にPFI手法を導入する。
京都国道事務所は、安全で快適な通行空間の確保、都市景観の向上、地震や台風などによる電線類の断線及び交通阻害を未然に防止するために電線共同溝(C.C.BOX)を整備し、電線事業者等と協力しながら電線類を地中化する「無電柱化」を進めている。
令和6年度事業概要には主な事業として、国道1号上鳥羽南地区(京都市南区上鳥羽南花名町〜南区上鳥羽麻ノ本町、延長2・1q)などを盛り込んだ。
また近畿地整が10月1日公表の発注見通しにおいて、国道1号上鳥羽南電線共同溝事業支援業務を盛り込み、簡易公募型プロポーザルを採用し、第3四半期(10〜12月)に実施する予定。概要はPFI事業の入札公告資料作成に関するアドバイザリー業務。履行期間は約9ヵ月。
なお、電線共同溝PFI事業は、国道8号東沼波電線共同溝(滋賀県彦根市外町〜彦根市東沼波町、契約締結日〜令和25年3月31日(約24年間。設計工事8年及び維持管理16年))などで導入実施されている。