東北地方整備局湯沢河川国道事務所は、国道13号・横堀道路の新設に関し、道路工の最終段階となる舗装6件を発注するため、今月に2件(下院内、上谷地)、11月に4件(山口、赤塚、大沢田、桑崎)を公告する。道路工は今回の工事で概成する予定。今後はガードレールや標識設置などの附帯工を発注、7年度中に開通する見通し。
横堀道路は、院内道路終点部に新設する(仮称)下院内IC(湯沢市下院内)と、湯沢横手道路の起点部(同市桑崎)を結ぶ延長3,700mの高規格幹線道路で、区間内には横堀トンネルや新雄物川橋を設置した。
残整備は舗装や附帯工(ガードレール設置、標識設置)など。このうち舗装では今月中に下院内(舗装13,000u)、上谷地(舗装16,000u)、11月に山口(舗装7,000u)、赤塚(舗装8,000u)、大沢田(舗装7,000u)、桑崎(舗装7,000u)の各地区を公告する。概算工事費は下院内と上谷地が2〜3億円、それ以外が8,000万円〜1億2,000万円。
道路工事は今回の舗装で概成する見通し。今後は、ガードレール設置、標識設置などの附帯工を発注し、7年度中の開通を見込む。開通により、冬期交通の安全確保や交通事故の縮減、医療施設までのアクセス時間の短縮などといった効果が見込まれる。
提供:秋田建設工業新聞社