県土木部は、「新広域道路交通計画」における広域道路ネットワークに位置付けられた構想3路線について在り方を検討するため1日、「広域道路基礎調査業務委託(道改・調査)」の公募型プロポーザルを公告した。昨年度に行った基礎調査に続き、広域的な観点から調査を継続しデータを積み上げる。資格確認を含む技術提案提出期限25日。技術提案書による1次審査で上位3〜5者をヒアリング要請者に選定した上で、31日に2次審査(ヒアリング)を行う。
プロポーザルの対象者は県資格「土木設計」登録で、建設コンサルタント登録規定「道路」「都市および地方計画」両部門登録など。2者設計共同体の参加も認める。
新広域道路交通計画は改正道路法で創設された「重要物流道路制度」を踏まえて2021年6月に策定。計画の中で、広域道路ネットワークの構想路線として@あぶくま横断道路A水戸・郡山広域都市圏連絡道路Bつくば・八溝縦貫・白河道路(いずれも仮称)を示した。
(提供:福島建設工業新聞社)