北秋田市観光課は、「道の駅たかのす」リニューアルの調査測量設計を17日に開札する。出店予定のモンベルを含めた施設全体のゾーニングを行い、配置案や施設の規模などを検討する。また、モンベルが出店することで敷地面積の不足が予想されるため、用地補償に向けた調査も今月中に公告する予定。調査測量設計を年度内にまとめ、来年度は設計に着手する。
リニューアルの基本計画は、大太鼓の館を活用して改修するほか、新施設に産直施設と24時間トイレ、レストランなどを集約するもの。総合アウトドアメーカー・モンベルは新施設に直営店を出店する。17日に開札する調査測量設計業務では、施設の配置案や規模(階層、延べ床面積など)、概算事業費、必要な敷地面積などを検討する。モンベル出店により敷地が不足する場合、用地補償についても検討する。
道の駅たかのす(北秋田市綴子字大堤道下62−1)は、平成5年にオープンした鉄骨造平屋建て、床面積約3,300uの施設。大太鼓の里ぶっさん館、産直おおだいこ、大太鼓の館、駐車場、24時間トイレ、情報プラザなどで構成されている。老朽化が進んでいるほか、棟も分散されているため、集約して利便性を図るもの。なお、基本計画はランドブレイン、測量は測土開発、整備候補地検討業務は復建技術コンサルタントが担当した。
今後は年度内にモンベルと出店契約を結び、来年度に設計を行う。
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秋田建設工業新聞社