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建通新聞社四国
2024/10/01

【高知】高知県 動物愛護C基本設計 候補者を特定 

 高知県は、「動物愛護センター基本設計委託業務」の事業者を公募型プロポーザルで募集した結果、候補者に環境デザイン・若竹まちづくり設計共同体を特定した。履行期間は契約締結日から2025年3月20日まで。見積限度額は税込みで1183万6千円。
 提案では、大人から子どもまで動物とのふれあいを楽しめる施設、遊環構造による施設の考え方、美術館と同じ切妻屋根のデザインなどが評価された。プロポーザルには2者が参加した。
 業務内容は、建築、電気設備、機械設備、飼育設備の基本設計、外構計画の作成、概算工事費の算定の他、アドバイザー会議の開催など。
 県は、高知市と共同で動物愛護センターを整備する。計画では、高須浄化センター(高知市高須304)敷地内の一部面積約3000平方b(駐車場や犬運動場などの付帯施設・設備を含む)に、延べ約1500平方bと屋外に約200平方bの施設を設ける。譲渡のため新たな飼い主と触れ合うマッチングルームや不妊去勢手術を行う施設などの整備を想定している。
 整備スケジュールは、25年度に実施設計と造成工事を進め、建設工事を経て、27年度の供用開始を計画している。概算事業費は約13・6億円。

提供:建通新聞社