京都府は、宇治都市計画区域で計画の市街化区域と市街化調整区域との区分(区域区分)を変更する「線引き見直し」の案をまとめた。
府南部地域における都市計画の定期見直しに伴うもので、主な内容をみると、宇治市域において、宇治徳洲会病院などのある槇島町石橋地区を市街化区域に編入、五ケ庄戸ノ内地区を市街化調整区域に編入(逆線引き)を行う。
京都府南部総合地方卸売市場(宇治市伊勢田町西遊田90−1)の西側区域において、市街化区域への編入を保留する「特定保留」を設定する。
府の線引き見直しに合わせ、宇治市は槇島町石橋地区の用途地域などを変更する《=別項参照》。
城陽市域においては、東部丘陵地長池地区、東部丘陵地青谷地区において、市街化調整区域から市街化区域に編入するとともに、市街化区域から市街化調整区域に編入(逆線引き)を行う。
久御山町域においては、久御山町総合体育館の北側等の区域、久御山ジャンクションの西側区域及び北東区域において、市街化調整区域から市街化区域に編入する。
井手町域においては、JR山城多賀駅(井手町多賀内垣内49)の西側において、市街化調整区域から市街化区域に編入する。