朝霞県土整備事務所は年内をめどに、都市計画道路3・4・3号中央通停車場線の「街路改良工事(電線共同溝築造工その5)」を発注する。施工延長は、現段階で約150m程度を想定。片側歩道を対象に据え、プレキャストボックスや管路を布設する計画となる。
事業全体では、志木駅から志木市役所(志木市中宗岡1−1−1)周辺までの区間を拡幅・無電柱化する計画。すでに第1・2工区の施工を終えており、現在は1・2工区の間に位置する第3工区(総施工延長約600m)整備を進めている。
第3工区では、これまで計4件の電線共同溝築造工事を発注済み。今回新たに「その5」を発注する格好となる。
「その5」の施工範囲は、中央通停車場線・パルシティ通りの交差点付近から、志木駅方向へ向かう片側歩道(東側)。プレキャストボックスや管路を布設した後、舗装を復旧する計画だ。
今回の工事を終えた後も、用地取得の状況を踏まえながら「その6」以降の工事を発注していく見通しだ。
設計に関しては、過去に第3工区分を一括して大日コンサルタント埼玉事務所(さいたま市、電話048−767−6816)が手掛けている。
こうした電線共同溝の布設工事を終えた後、電柱管理者へ既設の電柱撤去・電線の移設作業を委託する流れを予定。
現場の無電柱化を終えた後、さらに現場の景観に合わせて舗装などを再整備する計画もあり、これらの業務は県側が担当する見込み。
提供:埼玉建設新聞