須賀川市は10月1日から、契約手続きにおけるデジタル化の推進に向け、電子契約サービス「GMOサイン」を利用した電子契約を導入する。1日以降に市財務課が公告・指名通知する建設工事と工事に係る測量設計等の業務委託が対象。2025年2月以降をめどに、庁内全体のすべての契約へ対象範囲を拡大する予定。
電子契約は、市と契約相手方の双方が希望する場合のみ行う。利用希望者は、落札決定後に利用申出書をメールで送付。事業者に届く署名依頼メールの内容を確認し、手続きする。
電子契約の導入と合わせ、建設工事と測量設計等の工事関係業務委託における契約保証や前払金保証(中間前払金含む)について、電磁的方法により発行された保証証書(電子保証)の取り扱いも始める。
東日本建設業保証などの保証事業会社が取り扱う@契約A前払金B中間前払金の各保証が対象。利用は任意で、保証会社発行の「保証契約番号」と「認証キー」を、落札決定時に市から送付されるメールに返信して提出する。
(提供:福島建設工業新聞社)