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日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/09/26

【埼玉】県庁再整備、アンケート結果まとめ

 県総務部は24日、県庁舎再整備で7月8日〜8月7日に行っていた県民アンケートの結果を取りまとめた。回答は2720人からあり、現在地建て替えと移転についての考え方については、「移転」が42・9%(1168人)で「現在地での建て替え」34・9%(950人)を上回った。「どちらでもよい」は19・4%(527人)。
 再整備において最も重要と思うものについては「既存の県有地を活用し、費用をかけない」が30・6%(833人)、「交通の利便性がよい地域であること」28・3%(769人)が高かった。
 一方、「再整備までに時間を要しない」は3・5%(95人)、「新たに土地を取得し、周辺地域の活性化等に寄与する」は11・1%(303人)と低かった。
 同部ではアンケート結果について「幅広く県民の意見を聴取するために実施したものであり、この結果を基に県庁舎の位置などについて決定するものではない」としている。
 回答者を地域別に見ると「さいたま」「秩父」「北部」の順に多く、これら3地域で全体の67・2%を占めた。
 また7月に行っていた職員アンケート(3504人)の結果も整理した。県庁舎の位置について「現在地建て替え、移転のどちらでもよい」が49・4%で約半数を占めた。次いで「現在地での建て替えがよい」が30・4%、「移転がした方がよい」が15・2%となっている。
 最も重要だと思う事項については「交通の利便性がよい地域であること」との回答が最も多かった。

提供:埼玉建設新聞