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　風間浦村は、役場庁舎と消防庁舎の移転整備を計画し、施工者選定へ条件付き一般競争入札を行った結果、役場庁舎等建設工事が１落の14億８５００万円で福萬組・野村建設・竹正工務店・大見海事工業ＪＶ、消防庁舎等建設工事が１落の７億７１００万円で熊谷建設工業・渋田産業・高松建設工業ＪＶに、それぞれ決定した。
　建築、電気設備、機械設備、外構等の各一式工事で、予定価格は役場庁舎が14億９７００万円、消防庁舎等建設工事が７億７１５０万円。工期は役場庁舎が２０２６年３月31日、消防庁舎が26年１月30日まで。
　入札者は、役場庁舎が福萬組・野村建設・竹正工務店・大見海事工業ＪＶ、丸井重機建設・熊谷建設工業・渋田産業・高松建設工業ＪＶ。消防庁舎等建設工事が熊谷建設工業・渋田産業・高松建設工業ＪＶ、福萬組・野村建設・竹正工務店・大見海事工業ＪＶ。
　同村易国間大川目地区にある役場庁舎（１９３６年建設）、消防署庁舎（73年建設）、中央公民館（70年建設）の３施設の老朽化が進行しているほか、県作成の津波浸水予測図で浸水エリアに含まれており、災害時における防災拠点、避難場所の確保などの観点から、風間浦小中学校近隣の高台地区に当たる同村易国間地内に移転整備を立案した。
　工事概要は、役場庁舎が�@役場庁舎＝Ｓ造２階建て、延べ２３４２・64平方�b�A車庫兼書庫＝Ｓ造２階一部平屋建て、延べ６８５平方�b�B車庫兼防災備蓄倉庫＝Ｓ造２階建て、延べ５６８平方�b�C外構等＝１００８０・34平方�b（駐車場整備、構内通路等）。
　消防庁舎が�@消防庁舎＝Ｓ造２階一部平屋建て、延べ９３８・91平方�b�A防災倉庫＝Ｗ造平屋建て、延べ１３３・32平方�b�B外構等＝６７３２・12平方�b（駐車場整備等）―となっている。
　現在、造成工事（施工＝渋田産業）を行っており、12月ごろまでに完了する。議会承認を経て着工、２０２６年３月末の全体完成を目指す。
　なお、役場庁舎設計は石川設計、消防庁舎設計はアール・エー・ビー開発が担当した。

　提供：建設新聞社