胎内市は、生涯学習施設整備検討に係るサウンディング型市場調査の募集を開始した。
参加申込書は10月8日まで、提案書は11月8日まで受け付ける。対象者は今後、実施主体となる意向を有する法人または法人のグループであることなど。個別サウンディングは11月11日から22日の期間に実施し、調査結果は12月上旬に公表。
同施設の検討を進めるにあたり、PPP/PFI制度を活用した官民連携事業への事業者の参画可能性や事業条件、事業内容等について対話を行い、効果的な民間活力の導入方策について調査することで、具体的な公募要件を整理し、今後の事業推進の参考とする。
築60年以上の図書館(西栄町地内)と中央公民館(東本町地内)の機能を複合的に備える新たな施設を建設する。公民館、図書館、交流施設の各機能のほか、防災機能や、ユニバーサルデザインの採用、ICT(情報通信技術)環境の整備充実を図る。規模は公民館1084平方メートル、図書館2047平方メートル、交流施設1254平方メートルの合計4385平方メートル。駐車場は250台程度。
建設候補地は、子ども・子育て世代の利用も想定すると安全面を考慮した外構等が必要なことなどを踏まえて3カ所から総合的に比較検討し、国道7号沿いである関沢地内の市有地(通称=嘉平山)を最有力としている。25年度に事業化の準備および事業者公募。26年度から28年度に設計および工事、29年度の供用開始を予定。