阿南市は、9月11日の市議会定例会一般質問の中で、那賀川福祉会館=写真=を建て替える「那賀川町複合施設整備基本構想案」の方針を示した。本年度中に構想案をまとめ来年度以降、基本設計に着手する。
現在の福祉会館は1975年に完成した、鉄筋コンクリート造5階建て延べ2195平方bの建物。老朽化に伴い、那賀川町の新たな中心拠点となる『複合型交流施設』として新築する。周辺に那賀川支所(鉄筋コンクリート造4階建て延べ2135平方b、68年完成他)、那賀川公民館(同造2階建て延べ525平方b、79年完成)、那賀川老人いこいの家(同造2階建て延べ797平方b、85年完成)があり、それらの施設機能を合わせる方針。
複合施設は、資料館、防災機能や一般企業への貸店舗・事務所など、公・民が連携した施設内容にして、多くの人が利用できる建物にする。
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建通新聞社