観音寺市は、コンパクトシティー化の推進を目的として、市内3地区を拠点とする道路網の再構築を検討する方針だ。市議会9月定例会での大平直昭議員(創風会)からの一般質問に対し、市が答弁した。
答弁では大平議員が「市のコンパクトシティー化施策について、どういった方針でいるのか」と質問。市は2021年度に策定した「観音寺市立地適正化計画」を踏まえ、JR観音寺駅を中心とする「観音寺中心拠点」、JR豊浜駅を中心とする「豊浜地域拠点」、市役所大野原支所を中心とする「大野原生活拠点」の3地区を拠点に、道路交通網の再構築や交通ネットワークの強化、公共施設の再編などを推進するとした。事業の財源については社会資本整備総合交付金などを活用する。
また、道路交通網については幼稚園や小学校の統廃合の状況も踏まえ、地域の実情に沿った整備を進めると答弁した。
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建通新聞社