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北陸工業新聞社
2024/09/18

【新潟】DBO方式で発注準備/クリーンセンター長寿命化/佐渡市/9月補正に継続費50億

 佐渡市は、佐渡クリーンセンター基幹的設備改良事業について、DBO(設計・建設・運営)方式による発注に向け、準備作業を進めている。 
 9月補正予算案には総額50億2498万7000円(25年度=5025万円、26年度=27億1349万円、27年度=22億6124万7000円)の継続費のほか、債務負担行為として佐渡クリーンセンター長期包括運営管理業務委託料として限度額74億9980万円(期間は25―34年度)を設定した。9月議会で予算可決を経て、年度内に実施方針公表および事業者を選定し、25年度以降の事業着手を目指していく構え。
 佐渡クリーンセンター(中原・吾潟・小木木野浦地内)の長寿命化を図るため、基幹的設備改良を実施する。佐渡クリーンセンターは1997年8月に稼働を開始。ごみ焼却施設をはじめ、粗大ごみ処理施設、廃プラスチック処理設備、木材等破砕設備を有する総合的なごみ処理プラントを有している。
 焼却能力は、ごみ焼却施設が120トン/日(60トン/24h×2基、ストーカ式ごみ焼却炉)。粗大ごみ処理施設が破砕能力25トン/5h×1基。設計・施工は川崎重工業が担当した。
 施設整備基本計画策定および施設整備事業方式の評価、事業者選定支援などの発注支援策定業務は環境デザイン設計事務所(本店・東京都新宿区)が担当。

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