建設新聞社
2024/09/17
【東北・宮城】約1万uの研究棟2棟の設計追加/東北大学が発注見通を更新
東北大学は、青葉山1・青葉山3の両キャンパスにそれぞれ総合研究棟の新営を計画している。12日付で、設計コンサルティング業務の発注見通しを更新し、この中に各棟の建築設計と設備設計を新たに盛り込んだ。発注見通しの総件数は14件で、うち11件はいずれも第3四半期に公告し、第4四半期に契約予定。
「(青葉山1)青葉山総合研究棟(仮称)新営設計業務」と「同電気・機械設備設計業務」は、RC造6階建て、延べ約1万0500平方b。また、「(青葉山3)青葉山新キャンパス総合研究棟(仮称)新営設計業務」と「(同)電気・機械設備設計業務」はRC造5階建て、延べ約1万平方bの規模。
これらは新営に向けた基本・実施設計と、地盤調査、各種申請などを行うもので、履行期間は16カ月間とする。全て環境配慮型プロポーザル方式を採用する予定。
このほか、「(片平)片平総合研究棟(仮称)改修設計業務」と「同電気・機械設備設計業務」はRC造4階建て、延べ7790平方bの改修に係る各種設計など。「(三条1)新国際交流会館(仮称)新営設計業務」と「同電気・機械設計業務」は、RC造3階建て、延べ約1200平方bの新築に伴う実施設計などを行う。これら4件の履行期間は12カ月間で、第3四半期の公告、第4四半期の契約を見込む。片平の2件は公募型プロポーザル、三条の2件は簡易公募型プロポーザルを予定する。
なお東北大学は国内初となる国際卓越研究大学として10月にも正式認定される見通し。
提供:建設新聞社