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　芝山町は小池地区土地区画整理事業について、２０２５年３月の都市計画決定や26年３月の県事業認可などを経て、26年４月からの施行を予定している。土地区画整理事業の対象区域は、小池地区の約15・８ha。同地区は都市計画マスタープランにおいて「中心拠点」と位置付けられているほか、成田国際空港のさらなる機能強化や首都圏中央連絡自動車道の整備などを踏まえ、良好な住環境の創出と宅地・道路など公共施設の一体的な整備が必要となっていることから、町内初となる町施行の土地区画整理事業を計画している。
　施行区域のうち、用途地域無指定（建蔽率60％、容積率２００％）となっている約14・７haについては、土地区画整理事業における仮換地指定までの暫定措置として第一種低層住居専用地域（建蔽率30％、容積率50％、高さ制限10ｍ）を設定することで、土地区画整理事業着工前の新たな建築を抑制。
　その後は土地区画整理事業の進捗に応じ、土地利用計画に合わせ、第一種住居地域など（建蔽率60％、容積率２００％）への変更を検討する。
　土地利用計画は、保育施設約０・９ha、住宅街区約５・１ha、地区公園約３・４ha、道の駅風和里しばやま約１ha、交通広場約０・４ha、商業街区約１・９haなど。
　骨格として▽幹線道路＝主要地方道成田松尾線（Ｌ約３３０ｍ、Ｗ11・５ｍ）▽補助幹線道路＝町道３ＢＬ―００９５号線（Ｌ約３５０ｍ、Ｗ11〜13ｍ）、町道３ＢＬ―０２０６号線（Ｌ約２９０ｍ、Ｗ12ｍ）、町道３ＢＬ―０２０５号線（Ｌ約４１０ｍ、Ｗ９・５ｍ）▽交通広場＝面積約４２７０�u――を位置付けている。
　年度内の今後のスケジュールは▽11月＝都市計画案の概要の縦覧▽12月＝公聴会▽25年１月＝都市計画案の公告・縦覧▽２月＝都市計画審議会（決定審議）▽２〜３月＝知事協議・回答▽３月＝都市計画決定（公告、縦覧）。