跡地には駐車場と防災備蓄倉庫を整備
須坂市は、老朽化や耐震性に課題のある「生涯学習センター西館」(須坂747)を解体し、跡地に駐車場と防災備蓄倉庫を整備する。一連の事業費は2025年度当初予算に盛り込み、同年度内の完成を目指す。
生涯学習センター西館は、1980年築造のRC+S造2階建て、延べ879u(RC部分226u、S造部分653u)の規模。合わせて、旧団体事務室(W造平屋建て、延べ79u)と車庫(S造平屋建て、延べ73u)の解体も行う予定。
新設する駐車場の規模は、普通自動車50台と多目的駐車場所を2台程度を予定。防災備蓄倉庫は約70uを計画する。生涯学習センター本館は、緊急避難場所に指定されているため、これらの整備を行うことで防災力を高める。
同センター西館解体・駐車場等整備工事設計業務は、7月25日に入札を行い、緑地計画研究所(須坂市)が339万2000円で落札。25年1月31日までの履行期間で進めている。
市3カ年実施計画では、解体工事、駐車場整備のほか学習センターのLED化工事を含め1億0240万円を試算した。
提供:新建新聞社