東日本高速道路株式会社東北支社は12日、秋田自動車道山内PA〜横手IC間4車線化に関し、区間内に架設する横手川橋(L158m)と新町橋(L134m)の上部工、柳田橋(L27m)の下部工を一括で発注するため、「横手川橋(PC上部工)工事」(WTO案件)として公告した。7年2月21日に開札する。10月以降には岩瀬橋(L169m)の上部工などを行う「岩瀬橋(鋼上部工)工事」も公告する予定。
全体計画は、暫定2車線(片側1車線)となっている山内PA(横手市山内筏)〜横手IC(横手市柳田)の延長約7,700mを4車線化するもの。区間内には現行路線と同様、橋梁8橋(力石橋L70m、横手川橋L158m、相野々橋L345m、岩瀬橋L169m、土渕橋L152m、中里橋L40m、新町橋L134m、柳田橋L27m)やトンネル3基(土渕L774m、大沢L451m、横手L650m)を新設する。
現在は、横手市山内筏〜大沢までの上り線5,920m(道路L4,225m)で行う道路新設のほか、土渕トンネル新設、橋梁5橋(力石橋、横手川橋、相野々橋、岩瀬橋、土渕橋)の下部工などを安藤ハザマで進めている。また、上り線約3,500mの新設、新町橋(下部工)、中里橋(上下部工)、大沢トンネル、横手トンネルの新設を一括で11月20日に開札する予定。
橋梁新設では、岩瀬橋、力石橋、相野々橋、土渕橋、柳田橋の上部工が残発注となっており、10月以降に発注する岩瀬橋工事では、岩瀬橋ほか2橋の上部工を実施する予定。
提供/秋田建設工業新聞社