北陸地方整備局が、南魚沼市で計画する「R6―8国道17号新浦佐大橋(渡河部)下部その3工事」は、近くWTO(政府調達協定)対象の一般競争入札で公告される見通しだ。
工事概要は、P2およびP3橋脚工、仮設工各一式。工事発注規模が8億1000万円以上15億円未満。第4四半期に入札を行い、工期は約16カ月。余裕期間制度(任意着手方式)を適用する。
新浦佐大橋はJRや一級河川魚野川を跨ぐ橋長720メートルの高架橋で、浦佐バイパス(南魚沼市市野江甲〜魚沼市虫野、延長6・6キロ)区間内に計画。浦佐バイパス整備により、防災面では道路ネットワークの強化(冠水・濃霧区間の回避)や冬期除雪障害の解消、走行時間短縮、交通事故の減少などが期待される。
なお、新浦佐大橋予備修正設計業務はパシフィックコンサルタンツ、「国道17号新浦佐大橋(渡河部)下部工事」2件(その1・その2)は植木組、「国道17号新浦佐大橋下部工事」2件(その1・その2)は井口建設工業が担当した。