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　郡山市は10日、2025年度以降に実施を予定する中央図書館の設備改修に関し、維持管理・運営等を含めたＰＰＰ／ＰＦＩによる官民連携手法の導入可能性を検討するための市場性アンケート調査を開始した。27日までメールにより回答・質問を受け付ける。
　中央図書館の現施設は1981年3月完成のＲＣ造地下1階・地上3階建て延べ5888�u。2012年に東日本大震災災害復旧、17年に耐震補強ほか工事、22年に県沖地震からの復旧修繕など大規模工事を実施しているが、施設内部の老朽化に伴い、視聴覚ホール照明設備等の電気設備、館内空調設備、屋内各種配管、発電機など設備改修の必要性に迫られている。
　施設増築を伴わない設備改修に当たり、官民連携を活用した公募（プロポーザル）への参加意思を問うほか、参加に当たっての必要条件の提案、ＰＦＩに参画する際に重視するポイント、提供できるサービスや技術等について広く民間事業者等の意見を募り、設備改修や施設運営等の今後の方向性の参考とする。
（提供：福島建設工業新聞社）