全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　合志市は2日、御代志土地区画整理事業地内に誘致するホテルの事業者公募を開始した。応募書や事業提案書を12月20日まで受け付け、プレゼンテーションなどの審査の後、2025年6月頃の本契約を目指す。
　市のランドマークとして立地し、周辺環境などと調和した快適なホテルを求める。場所は、西側に国道387号、南側に県道大津西合志線が面する区画整理事業地内のＢ1街区で、土地の広さは約5863平方�b（約1773坪）。一括売却し、最低売却価格は3億3696万円となる。
　応募資格は、ホテル事業の運営実績などがある単独の法人か複数の法人で構成したグループ。土地利用の条件に、譲渡契約締結日から3年以内にホテルの用途として開業することなどを指示している。
　事業提案書は、▽事業計画▽事業経営のあり方▽建築計画▽地域貢献のあり方―などを求め、提案には宿泊機能以外にも飲食機能等の関連施設の併設も可能とする。
　書類の受付後は、来年1月頃に資格を審査し、2月頃にプレゼンテーションを実施して3月末までに応募者へ合否を通知する。
　なお、市では事前に事業者数を把握して遅滞ない事務処理を進めるため、任意として、公募に参加意向がある事業者に対し9月末をめどに「参加意向報告書」の提出を呼び掛けている。

提供：西日本建設新聞社
公式フェイスブックページ：「記者 建設探訪」