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日刊建設工業新聞
2024/09/10

【鳥取】美保施設最適化事業/奥村・美保・井木・大松JVに/技術協力業務の結果公表/中四国防衛局

 中四国防衛局は6日、公募型プロポーザル方式で公告した「美保(6)施設最適化総合設計に係る技術協力業務」について、奥村組・美保テクノス・井木組・大松建設JVと8月15日付で契約したと公表した。契約金額は2889万7000円(税込み)。期間は2029年3月15日まで。
 300億円ほどを投入し美保基地施設の最適化を図る大型事業。自衛隊の運用に支障を出さないためにも、仮設計画や施工の技術的な内容を施工者の観点から設計に反映させた、より円滑な実施が必要とされた。選定では、▼技術協力▼工事進捗▼コスト抑制▼周辺地域への影響と対策―の4項目について技術提案を求めた結果、最も評価が高かった奥村JVを優先交渉者として選定。次点者は大成建設JVだった。
 落札者ほか、同業務の参加者は、大成建設・平田組・舩越建設JV、東急建設・こおげ建設・金田工務店JV、鴻池組・大協組・岡田電工JVの3者。
 技術提案を行う施設は次の通り。工事契約を予定する工事は2025年度以降となる。
※建て替え
隊舎新設(4階建て4300平方b)、同(3階建て2700平方b)、体育館・プール新設(2階建て1900平方b)、器材庫新設(平屋建て4600平方b)、器材庫新設(平屋建て1300平方b)、庁舎新設(3階建て2700平方b)、食厨新設(平屋建て1300平方b)、仮設庁舎(3階建て3200平方b)などのほか、1000平方b未満の建物計33棟3400平方b
※改修
庁舎(2階建て2000平方b)、隊舎(3階建て2000平方b)、隊舎(5階建て3400平方b)、格納庫(平屋建て4200平方b)、器材庫(2階建て5500平方b)、格納庫(3階建て1万1000平方b)、整備場(平屋建て1500平方b)、整備場(2階建て4300平方b)、格納庫(平屋建て6600平方b)、車庫(平屋建て1000平方b)、器材庫(平屋建て1600平方b)、倉庫(平屋建て1200平方b)、庁舎(3階建て2500平方b)、整備場(平屋建て2100平方b)、倉庫(平屋建て4800平方b)などのほか1000平方b未満の建物計84棟1万1000平方b

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