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日本工業経済新聞社(群馬)
2024/09/10

【群馬】県桐生土木事務所は阿左美大原工区の舗装工事

県桐生土木事務所は、みどり市笠懸町阿左美地内などで進める主要地方道桐生伊勢崎線(阿左美大原工区)の道路拡幅で、2024年度末までの完成を目指し舗装工事を計画している。9月下旬に2分割しての工事発注を予定しており、発注方式はどちらも条件付き一般競争入札を見込んでいる。このほか、区画線工事や交通安全施設工事の発注を10〜11月ごろに計画している。
阿左美大原工区は、東端となる東武鉄道の旧阿左美駅跡地付近から大間々世良田線バイパスと大原境三ツ木線が交わる大原上西交差点までが対象。全体延長は3200m。全幅は約25m(車道幅員15m、自転車道・歩道幅員が10m)の4車線道路となっており、現道を拡幅する。年度末の完成を目指して県太田土木事務所とともに工事を進めている。片側2車線、両側4車線に拡幅することで、円滑な通行空間を確保し、両側に歩道が整備されることで、子ども達の安全な通行空間を確保する。
桐生土木管内の約2100mのうち、起点側の延長約300mは完成し、終点側の延長約600mは発注済みで北村土木(桐生市)が施工を進めている。
今回は、残る延長約1200mの区間について2分割し、舗装工事を行う。工事内容については、現在実施中の道路改良工事で基層工まで行うため、残りの表層工を排水性舗装を厚さ5pにより仕上げる。2件とも施工延長は約600m、幅員は15mから18m、面積は約1万uとしている。
このほか、区画線工事を10月ごろ、交通安全施設工事は11月ごろに発注を計画しているが、発注方式や分割方法など詳細については今後検討するとしている。
なお、設計業務はオウギ工設(前橋市)が手掛けた。
現在、道路改良工事を北村土木(桐生市)、野村建設工業(桐生市)、三興エンジニアリング(桐生市)、坂本建設(桐生市)、交通安全施設工事を新日東(前橋市)、昭和サイン(桐生市)、マーキングウェイ(伊勢崎市)、道路照明工事を大日桑テクノロジー(桐生市)がそれぞれ進めている。