建設新聞社
2024/09/10
【東北・福島】EY新日本が最優秀/南相馬市の宇宙産業誘致・集積支援
南相馬市は、宇宙関連産業の誘致・集積などに向けた施策検討支援業務の公募型プロポーザルを進めた結果、EY新日本有限責任監査法人を最優秀提案事業者に選定した。
プロポーザルには3者が参加。プレゼンテーション審査およびヒアリングを8月23日に行い、6日に審査結果を公表した。今月下旬の契約締結を予定している。予算上限額は1600万円(税込み)。
今回の業務は、福島イノベーション・コースト構想の重要分野である宇宙分野の関連産業について、市内への誘致・集積を促進するための支援施策立案などに係る検討・調査を実施するもの。
具体的な内容は、市内事業者を対象に宇宙関連産業への参入促進に向けた課題や障壁を調査するほか、市外の宇宙関連企業・団体の進出を後押しするための費用対効果の調査・分析などを行う。さらに宇宙関連産業と連携したまちづくりに必要な市の取り組みを整理し、2025年〜26年度の短期視点と27年度〜30年度の中長期視点における施策案の検討や全体ロードマップを作成する。履行期限は25年3月31日まで。
提供:建設新聞社