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　杉戸町は９月補正予算案で、エコ・スポいずみ設備改修費として総額４６８０万９０００円を計上した。中央監視装置および水風呂冷却装置の更新、ロビー・大広間への空調機設置工事を行う計画となる。また、広島中学校との統合に伴い閉校する東中学校を対象に、プールなどの解体設計費３４７万４０００円を編成している。
　エコ・スポいずみ（木津内５２４）は、環境センターの余熱利用施設として１９９７年に竣工。
　費用の内訳は▽中央監視装置更新＝２９０４万円▽水風呂冷却装置更新＝１２３１万５０００円▽ロビー・大広間空調機設置＝５４５万４０００円――となっている。
　東中は広島中との統合を予定しており、広島中の校舎を活用する形で２０２５年４月に新たな学校を開校する見通し。
　東中が立地する敷地のうち、プールや部室棟が位置する部分は借地となっている。東中を閉校した後、該当の敷地をさら地にして地権者へ返還するため、９月補正予算案でプールなど解体設計費を措置した。
　校舎などが立地する敷地は町有地だが、閉校後の跡地利活用方針は未定となっている。
　９月補正予算案ではそのほか、道路補修工事費２０００万円、古利根川散策路水道工事費１７８万９０００円などを組み込んだ。
　予算が可決されれば３億５６４万円を追加し、一般会計累計総額が１５２億１７９１万８０００円となる。

提供：埼玉建設新聞