鶴ヶ島市は、現鶴ヶ島文化会館を建て替える形で計画する「(仮称)鶴ヶ島市地域交流施設整備」について、基本計画策定を進めている。このたび、2回目のワークショップを開き、施設の基本レイアウト案(建物、諸室構成など)について意見を交わした。
当日は、敷地の使い方や諸室の在り方を話し合った。
敷地の使い方では、駐車場のスペース確保や、敷地の緑化などについて意見が挙がった。
また、諸室の在り方に関しては、多目的ホールは300uの面積の要望、利用規模に応じて柔軟に利用可能な集会室、図書館分室機能の維持、クッキングルームやフリースペース、バリアフリー施設であることなどが挙げられた。
現時点で市は現施設の稼働率、少子高齢化などを受けて試算した、2階建て、延べ床面積1000u程度を市民に提示している。多目的ホール、多世代交流スペース、展示・図書スペースなどを配置したい考え。駐車場の需要なども踏まえ、建物に割く具体的な面積、間取り、機能を固める。
25年度には文化会館の解体工事を進める想定で、施設規模は2階建て、延べ床面積約600u。
その後、26年度に新施設の詳細設計、27年度から建設工事を行う見通しを立てている。新施設には現在の南市民センター(2階建て、延べ床面積約1500u)の機能が移ることになる。
提供:埼玉建設新聞