伊達市は5日、諏訪前浄水場跡地利活用に向けた売却の公募型プロポーザル手続きを開始した。参加申込期限19日。提案書等の応募書類提出期間10月11〜24日。同29日のヒアリング審査を経て買受候補者を選定する。
同浄水場は摺上川ダムからの受水への切り替えに伴い、2007年に休止した。周辺が良好な住宅地であることから、住居などへの土地利用の転換を図る。既存建物の解体を前提条件とした土地の活用方法について提案を求め、事業者に売却する。
参加資格は、国内本店の単体企業か複数企業のグループ。最低売却金額は土地鑑定評価額から建物等解体費用を差し引いた226万2000円。
売却地は諏訪前9の1ほか地内の5051u。管理棟、薬品室、送水ポンプ棟等の建屋のほか、取水・浄水施設や配管、外構などが数多く残されている。地下埋設物は、利用に支障がなければ残置可能。地表建築物は所有者移転後3年以内の解体・撤去を条件とする。
問い合わせ先は上下水道課水道施設係。
(提供:福島建設工業新聞社)