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日刊建設タイムズ社
2024/09/06

【千葉】94億円増額見込み/神崎PAで函渠工見直し等/第5回 圏央道休憩施設調整会議

 関東地方整備局、千葉国道事務所、常総国道事務所、県県土整備部、東日本高速道路関東支社で構成する「首都圏中央連絡自動車道(圏央道)千葉県区間休憩施設調整会議」の第5回が4日、ウェブ会議形式で開催された。山武パーキングエリア(PA)と神崎PAの事業進捗状況について、確認と意見交換を実施。神崎インターチェンジ(IC)周辺に計画されている神崎PAは、軟弱地盤対策および調整池の追加、函渠工の見直し、物価・労務費の上昇などによる計画変更に伴い、約94億円を増額する見込み。
 2023年10月に開催した第4回調整会議では、25年度にPA内回り、25〜26年度にPA外回りの供用開始を見込んでいたが、工程精査の結果を踏まえ、いずれも26年度までの供用開始を目指すこととした。
 松尾横芝IC・山武成東IC間を候補箇所として位置付けた山武PAは、概略設計を完了しており、用地取得に向けた境界確認および物件調査を実施中。圏央道大栄ジャンクション・松尾横芝IC間の進捗状況も踏まえ、早期供用を目指す。
 会議の構成員は、議長の関東地方整備局道路部計画調整課長をはじめ、千葉国道事務所長、常総国道事務所長、県県土整備部道路計画課長、東日本高速道路関東支社建設事業部建設事業統括課長、同支社千葉工事事務所長、同支社つくば工事事務所長。関東地方整備局道路部計画調整課が事務局を務めている。times