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建通新聞社四国
2024/09/03

【徳島】中央環境組合 積替保管施設をジェムカグループに選定

 中央広域環境施設組合は、積み替え保管、運搬および処理に係る業務「積替保管施設整備事業」を民間事業者に委託する公募型プロポーザルで、優先交渉権者をジェムカ(山口県萩市)、松村建設(山口県萩市)、四国合同通運(阿波市)で構成されるジェムカ事業グループに決定した。応募者は同事業グループのみで、提案金額は33億5759万円。
 阿波市・板野町・上板町が整備する新ごみ処理施設建設までの間、現施設に集積するごみを重機などで圧縮した上で焼却処理する業務を担う。期間は2025年7月中旬から28年3月末を予定。
 今回、ジェムカがごみ処理業務、松村建設が現中央広域環境センター(鉄筋コンクリート造5階建て延べ約4500平方b)の改造(設計、施工、異臭対策、運搬用器具の製作など)、四国合同通運がごみ運搬業務をそれぞれ担当する。
 所在地は阿波市吉野町西条字藤原70ノ1。
 同事業は、25年7月末で稼働期限を迎える現施設と新ごみ処理施設整備までの期間の対策として「積替保管施設」に改造して活用する業務。プロポの提案上限額は34億1389万円(改造工事2億4996万円、運営業務31億6393万円)、運営業務のうち運搬車両確保費は1億3000万円だった。

提供:建通新聞社