徳島県は、那賀高校の体育館と武道場を改修する。工事は2025年度以降に建築と設備を分離して順次発注する予定。
既設規模は、体育館が鉄筋コンクリート造2階建て延べ1020平方bで1975年完成、武道場は鉄骨造平屋399平方bで79年完成。
体育館は、外部工事で屋根をカバー工法でふき替え、外壁を補修して防水塗装する。建具はカバー工法と複層ガラスにより改修する計画。内部は塗装改修と劣化部取り換え、建具の不具合箇所改修などを行う。武道場は屋根の塗装、外壁塗装、建具のシーリング打ち換え、開閉調査、内装と建具の不具合箇所改修などを行う予定。
両建物ともトイレ乾式化、給排水衛生、冷暖房、換気、ガス改修と空調新設を行う。電気は照明LED化、動力配線、電鈴などの工事も予定している。
所在地は那賀町小仁宇。設計は工藤誠一郎建築地域研究所(徳島市)で2025年3月に終える。
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建通新聞社