香川県は、丸亀市の垂水橋を架け替えるため、詳細設計の一般競争入札を早ければ10月に公告する。
既存は1962年架設で老朽化している。道幅が狭く、歩行者や自転車の通行時に危険であるため架け替える。既存の橋長は約198b、幅員6bの歩道なし。上部形式は8径間単純鋼I桁橋。下部形式は重力式橋台2基、T型橋脚7基。
既存の上流側に隣接して架かっている水管橋のさらに上流側に仮設橋を架け、既存を撤去し新橋を同位置に架設する。仮設橋、新橋ともに橋長は約198b。幅員は仮設橋が7・5b、新橋が9・5bで車道6b、下流側に歩道2b。
仮設橋は2025年度以降に2カ年をかけて建設する予定だ。新橋は4径間で詳細は設計の中で詰める。県道岡田善通寺線の土器川に架かっている。場所は丸亀市垂水町〜綾歌町岡田西。
現在、橋台部分の地質調査を二宮ボーリング(高松市)で進めている。予備設計は五星(三豊市)が担当。
垂水橋については、県民の声に劣化が進んでいると指摘するとともに「通勤通学や普段の生活でも欠かせない」とし、早期の架け替えや歩道設置を求める要望がなされていた。
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建通新聞社