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秋田建設工業新聞社
2024/09/04

【秋田】新庁舎「横手労働総合庁舎」を建設/職安と労基の庁舎統合、7年度に設計

 秋田労働局は、横手市にある横手公共職業安定所と横手労働基準監督署を解体し、現労働基準監督署の駐車場に横手労働総合庁舎を建設する。予算配分次第だが、7〜8年度で設計を進め、10年度から3カ年で解体と新築を行う方針。総合庁舎は鉄筋コンクリート・木造3階建て、延べ床面積1,873u規模。工事費は13億8,912万9,000円を見込んでいる。

 横手公共職業安定所(横手市旭川1−2−26)は、昭和48年3月に建設された鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積812.69u規模。横手労働基準監督署(旭川1−2−23)は、昭和49年3月に建設された鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積470.53u規模で、同じ敷地内にある。いずれも老朽化しているほか、狭隘なため建物を解体し、新庁舎に機能を移転する。

 現段階の計画では、7年度から2カ年で設計を進め、9年度は仮庁舎への移転などを行う。10〜12年度で2施設の解体と新庁舎の建設を進める予定。庁舎のほか、車庫(W1F102u)や自転車置き場(W1F45u)も整備する。

 公共職業安定所と労働基準監督署は離れていることが多いが、横手市の庁舎は隣接しているため、これまでも業務を連携して行ってきた。庁舎を一つにすることでより連携し易くなるほか、会議室を共有にするなど業務や施設運用の効率化を図るとしている。

提供:秋田建設工業新聞社