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福島建設工業新聞社
2024/09/04

【福島】一般廃棄物処理施設新設へ民間ノウハウ/南相馬市

 南相馬市は、2034年度末までの供用開始を目標に新設を検討している一般廃棄物処理施設で、民間事業者等の創意工夫を取り入れるため、サウンディング型市場調査を実施する。
 実施要領によると、参加は法人か法人のグループが対象。参加申込期限11月1日、事前のヒアリングシート提出期限同14日、同18〜20日に個別対話を行う。以降は25年1月17日まで必要に応じて再度対話を実施し、同31日に結果を公表する。
 整備予定の施設はごみ焼却施設(60〜75t/日)、粗大ごみ処理施設(5t/日)、リサイクル施設(13t/日)、最終処分場(1万7000〜2万2000㎥)。
 サウンディングの主な項目として@廃棄物処理施設を活用した多面的価値のアイデアの概要(コンセプトや活用イメージなど)A事業方式(建設・管理・運営方法、運営期間など)B廃棄物処理施設建設の事業方針作成の際に市に望むことC多面的価値を付帯した廃棄物処理施設を建設する上で課題となる事項Dその他、処理施設建設に関する意見−などについて聞く。
 新施設は4カ所の候補地から整備地を検討してきたが、付加価値事業として排熱やバイオマス、二酸化炭素などを活用する付帯施設の整備も想定しており、募集する民間のアイデアも考慮しながら、4カ所にこだわらず今後用地を選定する。
(提供:福島建設工業新聞社)