県民生活部による「埼玉県アライチャレンジ企業登録制度」で、8月30日付の登録32企業のうち、建設業が大半の31者を占めた。
担当の人権・男女共同参画課LGBTQ担当では、県土整備部が2025年7月より総合評価方式の加点項目に加えることが大きく影響していると捉えている。
登録企業の累計は104者。8月末の登録で建設業が急増し、46者と半数近くを占めている格好となっている。
総合評価では、大項目「企業の社会貢献度」の中で、0・5点の選択項目として扱われる可能性が高い。現在の総合評価は「0・5点勝負」の様相を呈していることから、当面の間は、建設業の登録申請が増加し続けると見込まれる。
次回11月29日登録分の申し込み締め切りは、10月10日まで。
アライとは、性的マイノリティ(LGBTQ)を理解し、支援している人などを指す。埼玉県は22年9月より全国で初めて、LGBTQが働きやすい環境づくり事業に取り組んでいる。
提供:埼玉建設新聞