プロロジス(千代田区)は、行田市小玉地内に物流施設「プロロジスパーク行田」を建設する。関東全域・東北地方への広域配送拠点として、幅広い業種を視野に入れて入居企業を募る。施設規模は入居企業の要望で調整するが、2〜4階建て、最大延べ床面積12万uに対応できる施設とする計画。2026年春に着工し、27年秋に竣工する見通しだ。
整備地は、県企業局と行田市の共同事業として整備する「行田富士見工業団地拡張地区」の敷地約6万uを充てる。現在は24年度末の引き渡しに向けて造成工事を実施しており、整備完了後の産業団地をプロロジスが活用する流れ。
国道125号行田バイパスに近接し、同17号にも合流しやすいアクセス性の良さを生かす。工業地域の特性を踏まえ、さまざまな業種・用途の物流需要に対応できる施設とする。
そのほか、緊急地震速報システムや災害用無線機「ハザードトーク」の導入も検討。施設の屋根部分には太陽光発電の設置も視野に入れている。
提供:埼玉建設新聞