新潟県土木部下水道課は2日までに、2023年度における下水道および汚水処理人口普及率をまとめた。
下水道処理人口普及率(総人口に対する公共下水道、特定環境保全公共下水道の利用率)の県平均は78・6%で、前年度比0・4ポイント増加した。
上位は弥彦村の99・8%(前年度比0・1ポイント減)、聖籠町99・7%(同増減なし)、南魚沼市94・5%(同1・2ポイント増)、阿賀野市93・5%(同0・1ポイント減)、長岡市93・4%(同0・2ポイント増)と続く。下位をみると、三条市の16・2%(同0・5ポイント減)、田上町24・3%(同0・2ポイント減)、出雲崎町50・8%(同増減なし)、燕市53・5%(同0・4ポイント増)。なお、下水道事業未実施の刈羽村(集落排水施設、合併浄化槽)、粟島浦村(集落排水施設)は含まれていない。
一方、汚水処理人口普及率(総人口に対する下水道、農業集落排水、その他の集合処理による合併処理浄化槽の利用率)をみると、県平均が前年度比0・2ポイント増加の89・9%となった。市町村別では100%が粟島浦村(同増減なし)で、弥彦村99・9%(同)、魚沼市99・8%(同)、聖籠町99・8%(同)、阿賀町99・8%(同)、胎内市99・7%(同)など。下位は三条市49・4%(同0・1ポイント増)、田上町が59・9%(同0・3ポイント増)、燕市が68・9%(同0・6ポイント増)、加茂市77・9%(同0・5ポイント増)だった。
県平均を下回ったのは、下水道が柏崎市、加茂市、新発田市、津南町、上越市、出雲崎町など14市町村。汚水は佐渡市、五泉市、燕市、三条市など7市町に上る。