射水市は、統合に伴う学校教育施設の整備として放生津・新湊統合小学校整備事業を、2025年度重点事業に新規に盛り込んだ。国・県に対し、事業費配分に対する配慮を要望している。
統合小は、新湊小(桜町)を25年度から2カ年を掛けて改修し活用。工事では、校舎および体育館の改修、プール改築、エレベータ棟増築、グラウンド改修が計画されている。工事費は約25億円と想定する。27年4月から利用が始まる。
新湊小の校舎は1991年度に建設された。施設規模はRC造3階建て、延べ床面積2450平方メートル(普通教室棟)と1875平方メートル(管理棟)、RC造4階建て、延べ床面積1565平方メートル(特別教室棟)。体育館は92年度の建設で、RC造3階建て、延べ床面積1265平方メートル。敷地面積は2万6860平方メートル。
両小統合は、2025年4月が目標。当初の2年間は放生津小(中新湊)の校舎を暫定使用する。改修工事(予定価格2396万円)が11日に開札される。
設計は新設計いみず(射水市作道)が担当。
なお、校名は「いみず未来小学校」とし、開会中の市議会9月定例会に条例の一部改正案が追加提案される。