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太田市（清水聖義市長）は２日、９月補正予算案を明らかにした。八王子山公園（上強戸町２０７９−３）の再整備事業としてドッグラン整備などを計画、工事費１億６３８６万７０００円を計上し、繰越明許費に設定した。建て替えを進める鳥之郷市営住宅（鶴生田町７３３−97）では２期工事として３カ年で21億円の継続費を設定。備前島公園（備前島１４９−１）では拡張工事に向けた設計業務委託料６４５５万９０００円を確保した。
八王子山公園は２００８年に開園し、約19haの規模。ドッグランとサクラなどの植栽を内容に再整備を行い、魅力ある施設へ生まれ変わる。ドッグランは公園北側における約７０００�uの土地に整備予定。工事費には８６９２万２０００円を計上している。また、サクラなどの植栽はサクラ約２５０本を公園の北西部や南西部に植えるとし、サクラの名所としてのＰＲを図る。工事費については７６９４万５０００円を計上した。
鳥之郷市営住宅（鶴生田町７３３−97）は第１期工事を本年度着手し、第２期工事を今回補正で継続費設定。市営住宅の需要増加により、新築工事を実施している。年割額は◇24年度＝２３２万円◇25年度＝１億４６５５万９０００円◇26年度＝６１３２万円−。
公共施設のＬＥＤ化事業では、工事費や資材費を25年度から35年度までの期限で支払うリース方式を活用するため、２億２６９７万７０００円の債務負担行為を設定した。また小学校屋外運動場のＬＥＤ化についても同じくリース方式とし、９４４５万円の債務負担行為を設定。期間は25年度から34年度までとしている。
スポーツ施設管理運営費としては、建て替えが進む弓道場の追加工事費として１億３９５０万円を計上。また、武道館、薮塚本町中央公園、利根グラウンドゴルフ場の３施設を対象にしたトイレ改修事業とし、７１９２万円の工事費を計上した。
道路関連の計上では、道路維持経費の工事費３億３２０万円、幹線道路整備事業の工事費２億１６００万円などを確保している。
また、給食センター管理運営費の解体工事費８００１万４０００円、木崎行政センター管理運営費の改修工事費１７５０万１０００円の減額補正を行った。
このほかの建設関連の予算計上は◇太田駅周辺土地区画整理事業＝４６６８万２０００円◇小規模農村整備事業工事費＝３１００万円◇河川水路新設改良事業＝３４９１万円（工事費＝２７９１万円、設計委託料７００万円）◇区画線路面表示工事＝１５００万円◇消防団工事費＝５３５万８０００円◇総合健康センター工事費＝３５２万円◇薮塚本町文化ホール工事費＝３２４万５０００円−など。
一般会計予算は38億２６３３万３０００円を追加し、総額を９７１億１２４４万３０００円とした。