入間市は、一般会計9月補正予算案を公開した。市内の小学校と中学校の特別教室へのエアコン設置事業費を繰越明許に設定。小学校分を計3億8231万6000円、中学校分を計4億38万5000円とした。入札方式などは現在検討中としている。想定では、12月から2025年6月までの施工期間を予定する。
対象となるのは、統廃合を予定する学校やすでに設置を終えた学校を除く23校となっている。
新しい時代の学び舎のグランドデザインを踏まえ、生徒の快適な生活空間の整備と避難所としての防災機能の強化を目的に行うもの。
適正な学習環境の実現を図る必要があることや、災害時の避難所は、感染症への対応、避難者の個々の事情に配慮した機能が求められており、社会情勢や気候変動に対応する。25年6月の一斉稼働を目指して取り組んでいる。
設計に関しては、桂設計埼玉事務所(さいたま市、рO48−762−7881)が手掛けた。
このほか、公園などの遊具設置工事費800万円や公園修繕費142万円なども計上した。
同案が可決すると、一般会計は8億9617万3000円を増額し、累計総額が545億3908万9000円となる。
提供:埼玉建設新聞