建設新聞社
2024/09/02
【東北・宮城】パシコンが候補/石巻市陸上競技場PFI導入可能性調査
石巻市は、「石巻市総合運動公園陸上競技場PFI導入可能性調査等業務」について、公募型プロポーザルで選定を進めた結果、パシフィックコンサルタンツを候補者とした。得点は399。契約締結は9月中を予定している。
建設予定地は、国道398号沿い北側で石巻市民球場の西側隣接地となる石巻市開成新小堤地内。総合運動公園の未整備区域で、東日本大震災の後に仮設住宅が建っていたところ。
隣接する女川町にあった石巻圏域唯一の公認の陸上競技場は東日本大震災後、解体され復興住宅が建てられたため、同圏域で陸上競技の公式大会の開催が困難になったことから早期整備が要望されている。
業務では基盤整備の課題を整理し、機能や施設内容についての調査検討を行うとともに、利用者へのアンケート調査や需要予測を行いながら基本計画を策定する。また、民間事業者の参画意向を調べ、PPP/PFIの導入可能性を検討する。履行期間は25年3月25日。基本構想は昭和が担当。基本計画策定支援はパシフィックコンサルタンツが担当している。
提供:建設新聞社