新潟市は29日、中央区一番堀通町地内「新潟市音楽文化会館大規模改修工事」3件を一般競争で公告した。申請書は9月5日まで受け付ける。建築と空気調和設備は総合評価方式となる。
▽建築
市内に本社(店)を有する3社JVが対象。資格はJV代表者が建築一式工事Sランク、JVの構成員(代表者以外)が建築一式工事S・A・Bランクに格付認定など。概要は内部改修工事、外壁・建具改修工事、外構改修工事各一式。
▽空気調和設備
市内に本社(店)を有する4社JVが対象。資格はJV代表者が管工事Aランク、JVの構成員(代表者以外)が管工事A・Bランクに格付認定など。概要は空気調和設備、換気設備、排煙設備、自動制御設備、撤去工事各一式。
▽舞台照明設備
市内に本社(店)を有する3社JVが対象。資格はJV代表者が電気工事Aランク、JVの構成員(代表者以外)が電気工事A・Bランクに格付認定など。概要は舞台照明設備一式。
いずれも10月2日に開札を行い、工期は2025年10月31日まで。9月議会もしくは12月議会での工事請負承認を目指している。
市音楽文化会館は築後45年、前回改修から22年が経過しており、全体的に老朽化。既存施設はRC造一部S造5階建て延べ6462・30平方メートル。525席のホールと大・中・小の13室の練習室を備えた白山公園にあるホール施設で、音楽練習や発表の場として市民に親しまれている。なお、現在は大規模改修工事に伴い休館している。
設計は岡田新一設計事務所(東京都文京区)が担当。