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北陸工業新聞社
2024/08/30

【富山】富山市/14億投じ改築、調査/来年度老朽下水道管対策

 富山市は2025年度、老朽下水道管対策事業に14億4800万円を投じ、改築工事を推進するほか、延長50キロで調査を行う。25年度重点事業に盛り込み、国土交通省および県に対し事業促進を要望している。
 市の下水道は1952年から整備が進められ、今後急激に老朽下水道管が増加する傾向にあるため、計画的かつ効率的に順次更新していく。全体計画によると、30年経過した分流式下水道管約350キロを調査・点検し、劣化の著しい下水道管を対象に順次改築。事業期間は2020年度から26年度までの7カ年を予定し、総事業費は101億3600万円を見込む。
 市では、老朽下水道管の改築には多額の経費と期間を要することから、下水道ストックマネジメント計画に基づき対策事業を計画的で継続的に進められるよう、事業費の確保を求めている。

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