ニデック梶i代表取締役社長岸田光哉氏、京都市南区久世殿城町338)は28日、創業者の永守重信氏の生誕地の向日市に「永守重信創業記念館」を建設し、令和9年11月頃にオープンすると発表した。
永守氏の経営理念を学び、継承することを目的とした記念館の設立を決定。創業からこれまでの歴史や世の中で果たしてきた役割、永守氏の経営理念や経営者としての足跡や言葉をエピソードやキーアイテム等とともに、建築家の安藤忠雄氏デザインによる建築空間の中に展示する。一般向けにも公開する予定。
向日市森本町野田の敷地約6100uに3階建、延約3500u規模で計画している。
最寄り駅となるJR向日町駅は、自由通路の整備により、令和8年度末に東口が開設する予定で、東口からは徒歩約5分程度となる予定。
設計等は安藤忠雄建築研究所(大阪市北区・06−6375−1148)が基本計画、設計・工事監修、都市居住文化研究所(京都市中京区・075−252−2231)が全体監修、コンストラクション・マネジメントを担当。