金沢市は、令和6年能登半島地震で被災した道路や公園、河川施設の本格復旧工事に向け、今年度9月補正予算案に土木施設災害復旧費として総額15億8200万円を追加計上した。
市によると、被害個所の応急復旧は既に終え、国の補助を受け、本格復旧に乗り出す。
道路関係では、被害が特に大きかった駅西地区の二口町地内や西念4丁目地内ほかで、舗装復旧を施す。公園施設に関しては、大規模な土砂災害が発生した奥卯辰山墓地公園(自由4区)の本格復旧に取り掛かる。これまでに崩落した墓石、遺骨の回収作業も行われた。
このほか、河川施設では清水谷川と大宮川の護岸復旧も進めていく。