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建通新聞社四国
2024/08/27

【徳島】鳴門市 橋梁8橋を補修 四コンで設計

 鳴門市は、明神下本城西8号線1号橋など8橋の補修と高島桟橋の整備方針を検討するため、本年度に設計を進める。補修工事は2025年度以降に順次発注する。高島桟橋は今回、基本設計となり、補強や改修、改築などの整備方針を求める。
 現在の高島桟橋は延長100b前後。小鳴門海峡の北側・P戸町高島側にあり、同所の海峡幅の3分の1近くを占める。先端は待合所とコンクリート岸壁。今回、市の高島渡船場線として整備方針を検討する。本年度に現橋の状態を把握して今後の方針を決める予定。
 修繕(補修)を予定するのは8橋。20〜22年度の点検で判定区分がVやUとなった橋梁のうち、区分Vで措置が未着手の橋梁が中心。
 明神下本城西8号線1号橋(P戸町明神)は橋長6・5b、幅員9・4bで20年度の点検で判定区分V。明神下本城西1号線1号橋(同)は橋長5・7b、幅員6・4bで21年度の点検でV。明神上本城西1号線2号橋(同)は橋長5・6b、幅員7・3bで21年度の点検でV。明神上本城西9号線1号橋(同)は橋長5・6b、幅員8・4bで21年度の点検でV。
 また徳長中央線4号橋(大津町徳長)は橋長2・8b、幅員3・7bで22年度の点検でV。他に延長が同規模の大島田田尻浜2号線2号橋(P戸町大島田)、運動公園東1号線1号橋(里浦町里浦)、明神住宅2号線1号橋(P戸町明神)も補修設計中で、いずれも判定区分はV。
 設計は一般競争で四国建設コンサルタント鳴門出張所(鳴門市)が3335万円で落札、履行期間は25年3月10日まで。同出張所は他に橋梁点検業務も受注し進めており、新たに68橋前後、橋梁メンテナンスに向けた判定を本年度に行う。

提供:建通新聞社