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北陸工業新聞社
2024/08/28

【新潟】29年度までに基幹管路12km/次期マスプラ前期実施計画/新潟市水道局

 新潟市水道局は、2025年4月から10年間を計画期間とする次期マスタープラン素案および前期5か年実施計画(25―29年度)をまとめ、27日に行われた24年度第1回水道事業経営審議会に示した。
 アセットマネジメント推進基本方針や水道施設整備長期構想2020に基づく今後40年先の将来を見据えて、その実現に向けた事業や取り組みを推進するもの。
 前期5カ年実施計画をみると、強靱な施設・体制による給水の確保では、27年度から阿賀野川浄水場施設整備事業に着手し、薬品注入設備、排水処理機械設備、計装設備更新、構内水管耐震化を図る。内野浄水場施設整備事業については29年度から受変電設備、自家発電設備、ポンプ設備更新、構内水管耐震化、配水池長寿命化を予定する。
 前期5か年における管路施設の計画的更新・耐震化に関しては基幹管路が計1万1950メートル(25=2300メートル、26=2550メートル、27=2750メートル、28=2300メートル、29=2050メートル)、配水支管が計3万4350メートル(25・26=6850メートル、27=6900メートル、28=6850メートル、29=6900メートル)を想定する。
 なお、34年度までの計画期間内は基幹管路の更新(400ミリ以上)に計22・5キロ、配水支管の更新(400ミリ未満)に計68・5キロを計画。
 次期マスタープラン素案は9月議会報告を経て、11月に最終案を取りまとめ、パブリックコメントを実施する。年度内の策定を目指す。

hokuriku