大阪府がまとめた2024年度第1四半期の測量・建設コンサルタントなど業務成績評定結果によると、林設計事務所の「大阪府営泉佐野佐野台住宅道路整備工事その他監理業務」(建築)が80点でトップだった。全54件のうち80点台はこの1件のみだった。
全体の平均点は75・75点。工種別に見ると、建築が76・11点(16件)、土木が75・61点(36件)、設備が74点(2件)。建築と土木の最高点と最低点の開きを見ると、建築は8点(最高点80点、最低点72点)、土木は14点(最高点79点、最低点65点)だった。
建築では1位の80点に続き、中尾建築事務所の「大阪府営吹田古江台住宅(建て替え)仮設集会所新築工事監理業務」が79点で2位だった。
土木では日本インシークの「一級河川寝屋川外三ツ島調節池外地下構造物点検調査委託(R5・R6)」と森本測量設計の「一般国道423号測量委託」がそれぞれ79点でトップ。3位は晃和測量設計の「主要地方道柏原駒ケ谷千早赤阪線外道路詳細設計等委託」など8件が78点で並んだ。
設備は、エハラの「寝屋川流域下水道鴻池水みらいセンター外工事監督支援業務委託(R5―1)」(76点)と東峯技術コンサルタントの「淀川右岸流域下水道高槻水みらいセンター雨水ポンプ設備外更新実施設計委託(R5ー1)」(72点)のみが対象案件だった。
79点以上の4件は表の通り。
※ランキング表は建通新聞電子版に掲載中
提供:建通新聞社