北陸経済連合会(金井豊会長)の第51回3県知事との懇談会が23日開かれ、3つのテーマを設け、活発に意見交換した。
会場は、福井市中央1丁目のコートヤード・バイ・マリオット福井で。会員のリアル参加82人、オンライン参加23人が、熱心に傾聴した。
開会挨拶は、金井会長が述べ、持続可能な社会の実現に向け、若者の定住や、生産性を高める重要性を強調。その上で「今こそ北陸は一つと認識を深め、行政と経済界が一体となり、成果を上げることが大切」と、重ねて強調した。
テーマ1つ目は、能登半島地震からの復旧・復興とし、北経連の安宅建樹副会長から発言。これに応え、石川県の馳浩知事、富山県の新田八朗知事、福井県の杉本達治知事が回答した。
テーマ2つ目は、北陸新幹線を活用した北陸の地域力向上策とし、北経連の八木誠一郎副会長が発言。3県知事が回答。
テーマ3つ目は、カーボンニュートラルの推進とし、北経連の稲垣晴彦副会長が発言。同じく、3県知事が回答。質疑応答も交わし、林正博副会長が閉会挨拶した。