日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/08/23
【埼玉】新座市・9月補正案、旧保健センター解体費へ総額2.2億円
新座市は9月議会へ上程する補正予算案を明らかにした。旧保健センター(道場2−14−4)を解体するため、工事費総額2億2572万円を措置。総額のうち9028万8000円を計上しつつ、来年度に執行予定の1億3543万2000円を2025年度までの債務負担行為として組み込んだ形。予算可決を経て工事発注し、12月議会後の本契約を目指す。
旧保健センターはRC造2階建て、延べ床面積999uの規模を有する。竣工は1984年。
保健センター・歴史民俗資料館を複合した新施設が供用を開始したことで、すでに保健センターの機能は新施設へ移転済み。役割を終えた旧施設を解体する運びだ。
予算可決後、現時点では12月議会後の本契約を目指して一般競争入札を公告。契約締結後、25年1月〜8月にかけて施工する見通しを示す。
解体設計に関しては、22年度に久慈設計埼玉事務所(さいたま市、電話048−789−6033)が策定している。
9月補正予算案ではそのほか、駐車場整備に関する費用措置があった。
市民総合体育館の隣接地へ駐車場を整備するため、工事費219万2000円を計上。また志木駅南口自転車駐車場隣接地に、一時的に利用する自転車駐車場を暫定整備するため128万2000円を確保している。
予算が可決されれば22億2992万3000円を追加し、一般会計累計総額が628億829万4000円となる。